SSTKコーヒータイム通信-Vol.108-
 時の経つのは早いもので、東日本大震災からもう1年が経ちます。被災された人々はまだ大変な生活を強いられています。また福祉関係の障害者自立支援法も廃止するとか。
 今年の春もガレージセールを開催します。(詳しくは後ページをご覧下さい。)
コーヒータイムも4月1日より新制度の体系に「レモンの木」、「オリーブ」もそれぞれ変わります。(後ページを参照して下さい。)
 また、4月1日からコーヒータイムが行う新しい事業の紹介も後ページで行っています。ご覧下さい。コーヒータイムも4月から大きく変わります。障害者も高齢者も地域の中で生きていくために。皆さんのご協力よろしくお願いします!(坂本)

●今後の予定
4月 1日 レモンの木(生活介護事業所)開所、オリーブ(地域活動支援センター)開所
4月 1日 コーヒータイム相談事業所 オープン
4月 1日 福祉有償運送開始(コーヒータイム)
5月13日 第49回ガレージセールinあさか
5月27日 バリアフリー映画上映会(ロータリークラブ)
この通信の内容・ご意見などありましたら
〒351-8799 朝霞郵便局私書箱23号
TEL 048-467-7749  FAX 048-466-3687 E-mail info@coffeetime.jp
までお寄せください。


第49回「ガレージセールinあさか」出店者募集!
 寒〜い冬も終わりを告げ、桜咲く頃となりました。出会いと別れの季節でもありますね。
 新たな生活を始める人も今の生活をがんばる人もそろそろお部屋の整理整頓をしませんか?自分には必要なくても誰かは必要とする品々たちを「ガレージセール」で販売してリサイクル生活を始めましょう。
春の一日を青空の下、一日店長さんでお小遣いもget!お申し込みは下記をご覧下さい。
日  時  平成24年5月13日(日)
      雨天の場合は5月20日(日)に順延
      午前10:00〜午後3:00
会  場  朝霞市中央公園陸上競技場前石畳
申  込  官製はがきに、住所、氏名(ふりがな付)、電話番号、
      申込ブース数(1ブースは2m×2m)を記入し、
      〒351−8799 朝霞郵便局私書箱23号
      NPO法人コーヒータイム事務局まで
申込締切  平成24年4月18日
出 店 料   2,500円(1区画)
出店募集数 約235ブース
問 合 せ   NPO法人障害者も地域で共に・コーヒータイム事務局 
      月〜金曜日 午前9:00〜午後5:00
      電話048−467−7749
後  援  朝霞市・朝霞市社会福祉協議会


4月より福祉有償運送を開始します。
●福祉有償運送とは・・・
 NPOや社会福祉法人などの団体が高齢者や障害者などの公共交通機関を利用して移動することが困難な人を対象に、通院、通所、レジャーなどを目的に有償で行う車による移送サービスのことをいいます。
●利用できる方の条件・・・
 利用できるのは、おひとりでは公共交通機関の利用が困難な方で、次の条件にあてはまる方です。 (付き添いの方も同乗出来ます)
・身体障害者
・介護保険の要介護又は要支援認定を受けている方
・肢体不自由、内部障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいのある方など
●福祉有償運送を利用するには・・・
 NPO法人や社会福祉法人などの団体へ会員として登録することが必要になります。
お近くの市町村で福祉有償運送の登録団体を確認して、希望する団体が見つかりましたら、詳しい内容などを直接団体に確認したうえで、登録の手続きを行います。
 なお、複数の団体に重ねて登録することもできます。
コーヒータイム(TEL 048-467-7749)までお問い合わせください。


同行援護をご利用ください。
●同行援護とは……
視覚障害により、移動に著しい困難を有する障害者等に外出時に同行し、移動に必要な
情報を提供すると共に、移動の援護その他の便宜を提供するものです。
サービス内容は以下の通りです。
@移動時及びそれに伴う外出先において必要な視覚的情報の支援(代筆・代読を含む)
A移動時及びそれに伴う外出先において必要な移動の援護
B排泄・食事等の介護その他外出する際に必要となる援助
同行援護の対象者は障害程度区分を用いず、支給対象者を特定する為の独自の評価指標を新たに設け、この基準を満たす者とするようです。
お申し込み・お問い合わせは、コーヒータイムまで
〒351-8799朝霞郵便局私書箱23号
TEL 048-467-7749 、FAX 048-466-3687、info@coffeetime.jp


利用者を募集しています。
ご家族・ご近所にいらっしゃいましたらご連絡ください。
 平成24年4月1日から「レモンの木」「オリーブ」が次のような施設に変わります。これは、今までの埼玉県の単独事業であった「デイケア施設」の廃止に伴ない「自立支援法」の施設に変わらなければいけなくなったためです。
《レモンの木》
 レモンの木は、生活介護施設になります。内容的には日中活動をするための施設です。具体的には社会への参加を目的とし、情報を得るための音声パソコンや、点字を習ったり歩行の練習を行ったり、また余暇活動を行ったりします。埼玉県で唯一の視覚障害者の生活介護の施設です。入所するための条件があります。障害程度区分が50歳以下の人は3以上、50歳以上の人は2以上が必要です。
《オリーブ》
 オリーブは、地域活動支援センターになります。このセンターは、前述のレモンの木と内容的には変わりません。
異なる点は、障害程度区分が必要ありません。

 視覚障害者の皆さんどなたでも構いません。もちろん身体障害者手帳を保有している必要はあります。年齢も不問です。とにかく電話をしてみて下さい。手続きなどをお答えできます。
また見学もできますので来る前に電話をお願いします。外へ出て毎日を楽しく過ごしましょう。
電話番号は、
レモンの木は048―466―0778 オリーブは048−461―8331
※月曜から金曜の午前9:00から午後5:00までに電話をお願いします。


 障害連では、全国の自治体から国に対して次のような意見書を出そうとする運動を行っています。自立支援法を呼び名だけを変えるのではなく推進会議が、議論してきた内容を組み込んで欲しい。朝霞市の3月の議会で、採択されます。結果を待ちましょう。
2011年10月
埼玉県知事 上田清司様
   
要 望 書
 
 障害のある人々が障害のない人々と分け隔てられることなく、地域の中で共に育ち、学び、生活し、働き、活動できる社会の実現のためにご努力いただきまして、ありがとうございます。
 3月11日の東日本大震災や今後の復興過程において、地域の人のつながりがあらためてクローズアップされています。被災地では、過疎化、都市化によって弱まりかけていたつながりが、避難所生活等の中で復活し、悲惨な状況を生き抜く強い力になり、全国・全世界の人々の驚きと感動をまき起こしました。しかし、要介護の高齢者や障害者が多数犠牲になり、生存者も避難所等の生活が極めて困難で、遠くの入所施設や他都県へ、かなりの人々が避難先を求めて転々とすることを余儀なくされた実態もあります。身近な地域のつながりの中に、他者の関わりをより必要とする人々がしっかり組み込まれることの大切さを、強く実感させられています。
 ひるがえって本県は東京に隣接し、かって急速な人口増加が進み、それに対応する福祉等の立ち遅れの中で、ただ画一的に福祉拡充をめざすだけでなく、市町村・地域の人の身近なつながりを活かした福祉を育む施策を、県単独事業として実施してきました。その後、措置から契約への社会福祉の基礎構造改革を経て、障害者自立支援法が施行され、市町村・地域の福祉が国の制度を利用できる時代に変わりつつあります。
このことは大きな意義を持つこととして受け止めますが、同時に、国の制度を画一的に適用するだけでは、これまで育まれてきた市町村・地域の人のつながりを活かした多様な福祉のありかたが切り捨てられてしまうという懸念も抱いています。とりわけ、今後、急速な人口減少期に入って行くとされる本県にとって、きわめて重要な課題であると思います。
 本年5月、「地域の自主性・自立性を高めるための改革を推進する」地域主権改革関連法が成立し、本県でもさまざまな取り組みがなされてゆくと思いますが、この時にあたりこれまで育まれてきた下記の県単独の福祉事業の継続と新たな拡充策を要望いたします。

 市町村・地域の人のつながりを活かした、以下の県単独福祉事業の継続と拡充を、また、自立支援法で行われる事業については、県単独事業の良さを反映できるような制度となるよう県として十分な対応を要望いたします。
1.法人格を持たない任意団体でも、地域の状況に応じた多様な活動を少人数から実施できる心身障害者地域デイケア事業を継続し、精神障害者も利用できるよう拡充して下さい。また、自立支援法の地域活動センターについては、県単独事業で行われてきたよい部分を生かした制度となるように配慮して下さい。
2.障害のある人々が4名以上集まり、世話人と住居を確保するめどがつけば活用でき、介助についてはヘルパー制度や全身性障害者介助人派遣事業を活用することができるため、さまざまな障害者が地域で共に暮らす住いを支えられる生活ホーム事業を継続し、精神障害者も利用できるよう拡充して下さい。
3.在宅の障害児及び障害者及びその家族の要請に応じて、派遣による介助、移送、外出介助、身近な場での短期宿泊や短時間の滞在など、さまざまな障害児者への多岐にわたる支援を、法人格を持たない地域の市民団体が提供できるようにすることで、地域の実情に応じたやわらかな支援をすみやかに提供できる生活サポート事業を継続し拡充して下さい。
4.障害者本人が自分をよく知る身近な地域の隣人の介助を受けることにより、地域社会に自然な形で参加し、地域社会の連帯強化に役立つ全身性障害者介助人派遣事業を継続・充実するとともに、知的障害者、精神障害者についても同様な介助人派遣事業を実施して下さい。


「坂本のきままなひとり言」
 昨年の東関東大地震から1年になります。何か日本も元に戻ってしまったような気がします。
私だけかな?昨年の騒ぎが嘘みたいで、日本人は………。
これからの日本ってどうなるのでしょう!お先まっくら!どこが悪いのか。皆さんお解かりですよね。
どうにかしないと。皆さんの清き一票で。でも、まだまだ被災地は直接の情報を見ると大変です。
福島だって数十年以上かかります。危険な金食い虫の原発は皆さん考えて見ましょうよ。(坂本)


≪編集人≫
 特定非営利活動法人 障害者も地域で共に・コーヒータイム 
 代表 坂本 さとし    
 事務局…〒351-0011  埼玉県朝霞市本町2-1-7-406
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