コーヒータイム通信第86号


紫陽花の花も終わり、池いっぱいに蓮の葉が広がった水辺はカエルの広い遊び場になっています。年2回は早いもので、またまたガレージセール開催のお知らせです。今回は第38回「ガレージセールinあさか」です。詳しくは後ページを御覧下さい。多くの方の出店、ご来場をお待ちしております。

障害者にとって今後の障害者福祉にとって非常に大切な「自立支援法」が先日衆議院を通過し、参議院に回されました。成立すると福祉サービスが大きく変わります。皆さんも関心を持って見て下さい。

坂本 さとし


☆もくじ☆


ガレージセール出店者募集

バス遠足in横浜

料理教室〜馬鈴薯祭り〜

突撃!となりの利用者さん☆

秘密のバヴァーる

昔の視覚障害者

言葉を大切に

大活字カフェinコーヒータイム

編集後記



第38回ガレージセールinあさか出店者募集


第38回ガレージセールinあさかの開催は次の通りとなりました。出店を希望される方は下記をご覧の上、お早めにお申し込み下さい。また、寄付品(新品同様)がございましたらご一報下さい。


日時
平成17年10月16日(日)
午前10時から午後3時
雨天の場合、10月23日(日)に順延
会場
朝霞市中央公園陸上競技場前石畳
申込
官製はがきに、住所・氏名(ふりがな付)・電話番号・申込ブース数(1ブースは2m×2m)を記入し郵送
出店料
2,500円(1区画)

☆以下の方は固くお断りします☆


申込・問合せ

NPO法人障害者も地域で共に・コーヒータイム事務局

〒351−0011朝霞市本町2−1−7−406号

月〜金曜日 午前9:00〜午後5:00

電話番号 048−467−7749


後援 朝霞市 朝霞市社会福祉協議会



7月8日(金)、県のバス「おおぞら号」を借りて、総勢25名で横浜へ遠足に行ってきました。

「おおぞら号」を借りたのは、昨年の那須遠足に続き2度目。

人数が増えたことなどから、三つの班に分かれて行動することにしました。それぞれの班に特徴が出ていて、みなさんとても楽しめたようです。個人的にもまた行きたいワ〜☆   三浦


1班〜歩く歩く散歩班〜

山下公園から赤レンガ倉庫まで散策。ファッションモデルが撮影をしていたのでチラリ見。お腹が空いた頃中華街へ。テレビでも有名な名物ママのいる謝甜記貮号店でお粥に舌鼓。お腹が満たされたところで中華散策。ライチの即売、天津甘栗、とにかく誘惑がいっぱい!ダイエットには天敵な街だわっ☆その後元町まで足を運び各々ショッピング。再び山下公園に戻ると変なおじさんに絡まれるがやんわり遠ざけてみる。健康的な一日でした。

1班S.Wさん感想…

昼食がお粥と聞いて、お腹がいっぱいになるのか心配でした…行ってみたら大間違い!豪華ふかひれ粥を完食し、満腹・満足♪でした。


2班〜飲みと煙草のおやじ班〜

山下公園を散策後、遊覧船マリーンルージュに乗船。潮風に吹かれながらみんなでビールを吟味。→中華街へ。点心の世界大会で小籠包でチャンピオンになった上海豫園にて昼食→中華街散策。関帝廟を見学したり、豚まんを買ったり、タピオカティーを飲んだり…あっという間に集合時間。

2班T.Iさん感想…

前日まで38℃の熱が…。でも普段吸っている朝霞の空気とは違った空気が吸えて、リフレッシュできました。遊覧船も気持ち良かったが、前日体調不良だったため、あまりビールがおいしくなかったのが残念!!小籠包はサイコーでした。


3班〜ルンルン☆ショッピング班〜

中華街散策。お菓子などのショッピングの後、50種類1,200円バイキングへ!!(これには他の班の人たちはビックリ。一番食べ放題っぽくないメンバーです。)餃子以外は美味しくいただきました。動けないほどお腹が一杯なのを我慢して元町へ。お腹が一杯だったことも忘れ、夢中でショッピング♪ラッキーなことにバーゲン時期。鞄を買った人が多かったです。

3班T.Wさん感想…

中華食べ放題とても楽しかったです。オーダー方式のバイキングだったので、好きなデザートを4種類も食べてしまいました。元町では、定価の半額で鞄を買いました。中華街でも、甘栗や豚まんなどを買って満足な一日でした。



レモン&オリーブ合同チキチキ料理教室〜馬鈴薯祭り〜


7月13日、レモンとオリーブでは朝霞市中央公民館の調理室を借りて、じゃがいも料理教室が開催されました。総勢23人が3班に分かれて、実習しました。1.ツナとじゃがいものグラタン、2.じゃがいものそぼろあんかけ、3.じゃがいもピザ。その中から、『ツナとじゃがいものグラタン』を紹介します。


材料(4人分)


作り方

  1. じゃがいもは皮をむいて、2mmにうす切りにして水にさらす。
  2. 玉ねぎも薄切りにする。
  3. 耐熱容器に水を切ったじゃがいもと玉ねぎを入れて、ラップをして電子レンジで5分位加熱する。
  4. ラップをはずしてツナをのせて、生クリームとしょう油を混ぜてから、全体にかける。
  5. 塩胡椒をふってチーズをのせてオーブントースターで10分位焦げ目がつくまで焼いてできあがり。

感想



突撃!となりの利用者さん☆


第3回目を迎えたこのコーナー、今回は「レモンの木」の福田洋子さんを突撃しました。福田さんにとってレモンの木とは、いったいどんなところなのでしょう。


「レモンの木との出会い」


私と「レモンの木」との出会いは、開設を知らせる案内でした。パソコンに興味があり、習いたいなぁと思っていたのですが、一般の講習会ではついていけないだろうと思っていました。そんな時レモンの木開設の案内中に"パソコン"の文字を見つけ、さっそく申し込み、昨年の9月から仲間入りさせて頂きました。教えて頂いた事も時間が経つと忘れてしまう私ですが、何度でも教えて下さり感謝しております。一通り使いこなせるまでとても時間がかかると思いますがよろしくお願い致します。

最近では、オリーブのカラオケやお菓子作り、フラワーアレンジメントにも参加させてもらっています。カラオケは明るい先生の指導のもと、発声から演歌・唱歌など、いろいろな歌を大きな声を出して歌うので、日頃のストレス発散の場になっています。「電子レンジで作るお菓子作り」は作ったお菓子を食べながらで、にぎやかな楽しいおしゃべりの場となっています。「フラワーアレンジメント」はまだ1回しか参加していませんが、生けたあとの作品はそれぞれの個性が出てとても楽しいです。

「レモンの木」「オリーブ」と出会って障害を持っていてもいろいろな事が経験でき、受け入れてくれる場所がある事がすごく嬉しく思います。職員の方がどなたも親切で気配りされている姿にいつも感謝しております。今後ともよろしくお願いします。


福田さんは歌がとてもお上手なんですよ。大きな声を出すのはとても気持ちがいいですよね。みんなでストレス発散です!!レモンやオリーブが「楽しい」と言っていただけるのは職員にとっても励みです。これからも一緒にいろんなことにチャレンジして行きましょうね!(和田)



秘密のバヴァーる

〜今回のテーマ「夏のおすすめ」〜


私のこの時期のおすすめスポットは、石神井公園です!アスレチックにボート、池の周りのお散歩であせをかき石神井プールでひと泳ぎ!!小さな頃よく行きました。とっても夏らしいひとときを過ごせます!(内倉)

今年は絶対プールに行くのだ!(ゝν・)


安眠にはアイスノン。冷たくて気持ちがいいです。お試しあれ。(まさみ)

気持ちよさそぅ〜(´―`*)


電信柱にバックで車ごと体当たり。車のリアガラスを割る。リアガラスがない。ってなんて涼しくて素敵♪冷房いらず。車に乗ると注目の的の私が羨ましいからって真似しないでね!  三浦

ひんやり体験だけど私は遠慮したいなぁ…( ̄^ ̄;)


野球好きの人は素振り、そうじゃない人はウォーキングなどをして体を動かそう。汗も噴出すし、夏バテしないし、ダイエットには一番の季節。ただ水分補給は確実に! 程塚

運動はいいですね。スポーツジムに通いたいので誰か出資して下さい。

汗も「ふきだす」よね(Y.M)

ふきだす!ふきだす!!すごい勢いありそう(笑)


夏はやっぱり熱い飲み物とカレーが一番!元気で過ごせますよ! 美佐子

暑い時に熱いもの!たまらないですねっ


夏といえば、外で飲むビールでしょうか。先日も、茅ヶ崎のとあるお店で、地元のシーフードを使ったサラダ・ピザ・パスタをつまみに楽しく飲みました。(松村)

ここにきてから絶対オヤジ化が進んだよね(笑)



昔の視覚障害者


私が視覚障害者の問題に関わり始めたのは、今から約40年前、学生の頃でした。

同じ日本文学専攻のクラスに、沖縄出身の全盲の学生がいました。全盲で日本文学専攻ですから、いろいろな苦労がありました。方言地図が読めないという理由で、とうとう単位を出してくれない無理解な教授もいました。そんな彼を横で眺めながら、いつしか、日本点字図書館の通信教育で点字を習い、彼の教科書の点訳などを手伝うようになったのが始まりです。あちこちの大学に点訳サークルを作り、盲大学生の教科書作りなどを呼びかけたりしたわけです。

当時の盲大学生には、教科書がほとんどありませんでした。家の人に読んで貰って、かろうじて翌日の教科書を確保するというような具合です。大学でも、友人というようなものはまずできません。皆遠巻きに珍しいものでも見るように眺めているという雰囲気でした。全盲の女の子などは、たいてい紺色の地味な服ばかり着せられていたようです。

後々、盲学校の教員になって数年経った頃、卒業して大学へ行っていたある教え子が遊びに来て、「先生、この間大学の友達と旅行に行ってきた。」と聞かされたときにはびっくりしました。友達はできても、健常者が一緒に旅行に誘ってくれるなどと言うことは、まず信じられなかったのです。

そのうちに障害者を取り巻く社会の空気は急速に変わっていきました。町を歩いていても、声をかけて手引きをしてくれるようになりましたし、何よりも、障害者がジーパンをはいたり、お化粧をしたりしても当たり前に見られるようになったのです。国連障害者の10年による国を挙げてのキャンペーンが大きな効果をもたらしたと思います。

コンピュータの発達は障害者の生活そのものを大きく変えました。今の若い人たちに、この40年間の変化のすさまじさを語っても、なかなか信用してくれません。あと40年後とまでは言わなくても、あと10年も経ったら、障害者にとって更にすばらしい世の中になっているはずです。そう考えると、まだ私はそれほど年寄りというわけではありませんが、できるだけ長生きをして、世の中の変わり様を見てみたいものだという気がしてきます。

高齢視覚障害者デイケア施設「オリーブ」施設長 塩谷 治


言葉を大切に


コミュニケーションの手段として、第一に考えなければならないのが言葉である。そのためには、一つの言葉の意味について、誰もが共通の認識をもっていることが必要である。もし、同じ言葉について、人によって異なった意味に解釈していたとすれば、コミュニケーションの手段とはなり得ない。つまり、話が通じないことになるだろう。国語教育の重要性はそこにあると想う。

ところが、最近行なわれた文化庁の日本語に関する世論調査で、一つの言葉を異なった意味で使っている人が意外に多いことが判明した。

たとえば、「微妙」と言うのは、本来「言葉では言い表すことの出来ないこまやかで複雑な様」を表す言葉だが、これを「良いか悪いか判断がつかない」と言う意味で使っている人が58%もあり、又「世間ずれ」と言うのは、本来「世間を渡り歩いてきて、ずるがしこくなった」と言う意味で使われるのだが、「これを世の中の考えから外れている」と解釈する人が32%もあったとのことだ。

慣用句の使い方にも誤用がみられる。失敗を巻き返すことを「汚名返上」と言うが、これを「汚名挽回」と誤用していたものが44%。「他山の石」は、本来「他人の誤った言行も自分の行いの参考となる」と言うことだが、これを「他人の良い言行は自分の行いの手本になる」と解釈したものが18%もあった。紙数の関係で実例をたくさん挙げることは出来ないが、一つの言葉について異なった解釈をしていたのでは完全な会話は成り立たないと思うし、仮に会話が成り立ったとしても共通の意思に到達することなどとても困難であろう。

一つの言葉を互いが異なった意味で使っていたのでは、日本語は破壊されてしまい、言葉としての機能を果たさなくなるおそれがある。教育段階において、教える方も、教えられる方も、もっと真剣に取り組むべきだと痛感させられた。

視覚障害者デイケア施設「レモンの木」施設長 阿佐 博


第4回大活字カフェinコーヒータイム


☆出展商品☆

○音声電磁調理器 ○ルーム管理 ○音声付携帯電話 など。他にも様々な商品をご用意してお待ちしておりますので、お気軽にお立ち寄り下さい!!


開催日時
2005年8月6日(土) 午前10時〜午後4時
会場
デイケア施設オリーブ(東武東上線朝霞駅南口より徒歩2分)
住所
埼玉県朝霞市本町2-4-26サジェス21 6F
電話番号
048−461−8331
主催
NPO法人障害者も地域で共に・コーヒータイム
協賛/協力
(株)大活字 auショップ浦和 (株)ネリマサウンド

※ 予めご連絡頂ければ当日朝霞駅までお迎えにあがります。どうぞご利用下さい。また、朝霞市で彩夏祭が行われており、駅前周辺、本会場前も大変混雑が予想されますので御車はご遠慮下さい。また電車でのご来場も十分ご注意下さい。



<編集後記>

先日、源氏蛍の幻想的な情景に癒されてきました。少数しか飛んではいなかったのですが、優しい光に包まれ、穏やかな時を刻んでいました。しばし日常も忘れられたし(笑)。車通りが少ない時は数百匹も飛ぶそうです。もっともっと素敵なんだろうな♪念願の夢が叶い大満足でした(^□^*)(ひ)


≪編集人≫
特定非営利活動法人 障害者も地域で共に・コーヒータイム
代表 坂本 さとし
事務局 郵便351−0011 朝霞市本町2−1−7−406
TEL 048−467−7749 FAX 048−466−3687



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