1. なかなか手をだせなかった災害対策
・2006年新座市で、ゆめ風基金事務局の八幡さんを招いての講演会
2. 八幡さんの講演から学んだこと
阪神・淡路大震災(1995年1月)を契機に
「大規模災害における応急救助指針」(1996年)
・7日間しか想定していなかった避難所のイメージが変わった
→「福祉避難所」「福祉仮設住宅」の位置づけ
・避難所の改善
畳、間仕切り等
・家の倒壊など、個人の財産であっても、国が補償する
・地震保険のバックアップ
・ボランティアの活躍→NPO(特定非営利活動)法人の位置づけ
新潟県中越地震(2004年10月)
・避難所の改善は進んでない
・ついていけていない自治体(国の指針はあっても補助金はない)
◎災害時要援護者避難支援ガイドライン(2005年)
・「災害弱者」から「災害時要援護者」に(2004年)
前もって災害時の避難支援プランを作って対応すれば、防災や減災が 可能となり「弱者」とはならない。
1 情報伝達体制の整備→避難準備情報の発令
2 災害時要援護者情報の共有→福祉部局と防災部局との連携+本人からの同意
3 災害時要援護者の避難支援計画具体化
a. 避難所に行かないと食事の配給にありつけない(数に入らない)
b. 障害者は避難所に行きたがらない。避難所は避難民の自主管理
c. 遅れている大雨対策(地震と水害は分けて考える)ハザードマップでの確認
d. 地震後の安否確認 48時間のサバイバル・かけつけて助け合うことができるのは、地域の人たち。
全員が要援護者、向こう三軒両隣で軒並み全員大丈夫かどうかを確認
e. 誰と逃げるか、どこへ逃げるか
f. 頼りになるのはお隣さんと普段のつきあい、普段いっていることしか、災害時にはできない。
地域のネットワークと、普段の介護・福祉サービスのつながりの活用
g. 避難所の改善、福祉避難所の指定
h. 行政責任は大事 災害ボランティアセンター
i . 災害によってもぐらつかない日常の福祉を
j . 地元中学生の力は大きい
3. ノーマライゼーションを考える
◎特殊教育から施設福祉、脱施設・地域移行とはいうけれど
◎彩の国障害者プラン(2003年)
「障害のある人々が社会を構成する一員として障害のない人と 同等に 生活し活動する」
◎専門職主導からソーシャルインクルージョンへ
4. 障害者福祉から共に暮らせる地域づくりへ
◎ 分け隔てられることのない共に育ち学ぶ教育の実現
◎地域福祉計画への参画