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SSTK コーヒータイム通信-vol.98-

 もう11月です。今年も後ひと月ちょっとで終わります。皆さん、またひとつ年を重ねますよ。

 第44回「ガレージセールinあさか」も無事、終了することが出来ました。 出店者・ボランティアなどなど、毎回皆様のご協力のおかげをもちまして成功のうちに終わらせることができています。ありがとうございます。(詳しくは後ページをご覧下さい)

 行政も以前と異なり私たち当事者の意見も聞くようになりました。ただそれが施策に反映されているかどうかは「?」ですが、聞くだけでも大きな進歩だと思います。(坂本)

 

今後の予定

11月11日・18日・25日

第14回視覚障害者ガイドヘルパー養成研修会

 

この通信の内容・ご意見などありましたら

351-8799 朝霞郵便局私書箱23号

TEL 048-467-7749  FAX 048-466-3687 E-mail info@coffeetime.jpまでお寄せください。

第44回ガレージセールinあさか

ご協力ありがとうございました!

 去る10月4日(土)、第44回「ガレージセールinあさか」は、お陰さまで無事終了しました。今回は、ガレージセール開催以来、22年目にして初めて土曜日の開催でした。小春日和の公園は大勢の皆さんにお出でいただき、出店ブースも賑わいをみせていました。

 また、お楽しみじゃんけん大会はもちろん大人気!袋菓子の積み上げゲームでは、子どもから大人まで賑やかに歓声をあげ、大いに楽しんでいただいたようでした。

 このガレージセールは、出店者の皆さんをはじめ、多くのボランティアの皆さんによって支えられています。

 本当にご協力ありがとうございました。なお、ガレージセールの収益金につきましては、視覚障害者を対象としたデイケア施設「レモンの木」・「オリーブ」のバックアップ等に利用させていただきます。

 

協力企業(順不同)★

ライフサポートエガワ 様 

大和証券株式会社 様

有限会社 高砂 様

ライオン株式会社 様

 

会計報告★

(収入)265,020円(支出)105,235円=(活動資金)159,785円

議会通信簿

 このページの朝霞市の市会議員の「通信簿」は、"むしょう”という団体が作成したものです。読む人によって見方がいろいろあると思いますが、市民の知る権利として参考にして見るには良いかとも思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜「議会通信簿・第5号」より抜粋〜

 

 

 

 

 

 

 

 

議員採点表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成209月定例議会

所 属委員会

氏名

議  会

委員会

公 約関係点

合計

出席点

発言点

質問点

意見点

小 計

出席点

発言点

意見点

小 計

総務常任委員会

◎岡崎 和広

0

3

7

0

10

(委員長)

0

3

13

○野本 一幸※◎

0

4

3

2

9

0

4

8

12

6

27

 斉藤 弘道※

0

5

4

8

17

0

17

34

51

0

68

 小池 正訓

0

0

0

0

0

0

5

10

15

0

15

★陶山 憲秀

(議長)

0

0

0

0

0

0

0

 田辺  淳※

0

171

168

48

387

0

25

50

75

9

471

教育環境  常任委員会

◎利根川  仁志※

0

3

6

2

11

(委員長)

0

3

14

○福川 鷹子

0

2

7

0

9

0

19

16

35

0

44

 石原  茂※

0

3

6

0

9

0

5

6

11

0

20

 堀内 初江

0

57

59

22

138

0

89

36

125

0

263

 須田 義博

0

4

1

4

9

0

4

2

6

0

15

 神谷 大輔

0

3

7

6

16

0

2

0

2

0

18

建設常任委員会

◎浅川 万次郎

0

0

0

0

0

(委員長)

0

0

0

○浦川 和子

0

3

6

0

9

0

17

0

17

3

29

 船本 祐志

0

14

15

2

31

0

26

2

28

3

62

 篠原 逸子

0

25

31

22

78

0

86

12

98

0

176

 佐野 昌夫

0

0

0

0

0

0

16

2

18

0

18

 獅子倉 千代子

0

0

0

0

0

0

19

0

19

0

19

民生常任委員会

◎藤井 由美子

0

79

90

18

187

(委員長)

0

9

196

○石川 啓子

0

14

12

14

40

0

80

20

100

3

143

 大橋 正好※

0

15

16

10

41

0

2

0

2

0

43

 高橋 勅幸

0

5

4

4

13

0

1

2

3

3

19

 本山 好子※

0

3

5

6

14

0

2

0

2

0

16

 小山  香

0

53

65

22

140

0

4

8

12

0

152

《採点基準》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★=議長。◎=委員長。○=副委員長。※=議会運営委員。※◎=議会運営委員会委員長。
出席点(議会・委員会共):皆勤(0)。終日欠席(10)。半日欠席(5)。遅刻・早退(3)
発言回数(内容不問)1(1)。但し、議長・委員長の議事進行発言、委員会・監査・その他の報告は除く。
質問数(「一般質問」対象)1(1)
意見点: 意見表明(討論含む)1(2)
公約評価(公約関連質疑。「一般質問」対象)1(3)

ある日のできごと

視覚障害者デイケア施設レモンの木施設長 阿佐 博

 

 私は改札口を出て、駅のコンコースの点字ブロックに添って歩いていた。少し歩いてエレベーターに乗るのだが、そこにはなんの印もないので、うっかりすると通り過ぎてしまうおそれがある。歩数を数えて、私がエレベーターの位置だと思うあたりにきたとき、後ろから若い男女が楽しそうにおしゃべりをしながら近づいてきた。そんな声を聴きながら私は点字ブロックを離れてエレベーターの方向に向かったのだが、位置が少しずれていたらしい。

 その瞬間であった。あんなに無邪気にボーイフレンドとおしゃべりをしていた彼女が、ふと彼から離れて私に近づき「エレベーターでしょう」と言って、私の手を押しボタンの辺りに触れさせてくれた。時間にすれば、ほんの2・3秒のことだったと思う。そして彼女はまた、前と同様にボーイフレンドとおしゃべりをしたり笑ったりしながら遠ざかっていった。私も微笑ましい気分になってエレベーターに乗り込んだのであった。

 最近は痛ましい事件が多い。又、公共の場における人々のマナーについて、いろんな議論を聞くことも少なくない。しかし若者の間に社会的ボランティア精神が育ちつつあることも事実だ。彼女の場合など、障害者に対するボランティア精神が体の中に無意識のうちに組み込まれている感じであった。

 いろんな議論はあっても、このような若者が育っているかぎり、我が国の21世紀には希望が持てるように思ったものであった。

 

盲目の国語学者、本居 春庭

元筑波大学教授医学博士 長尾 栄一

 

 この名前をご存知の方がありましょうか。彼の父は辞典では国学者として知られる本居 宣長(1730〜1801)で。春庭が没して今年11月7日で180年忌になります。そこで11月29日に彼の足跡を訪ねるバスツアーを計画しています。

 春庭は宣長の長男で、12歳から日本の古典の書き写しや父の書いていた「古事記伝」の版下を書いたり、父から頼まれて朝鮮や日本の地図の写しもやっていました。彼の字は小さく、しかも正確で書直しは殆ど無かったほど目も良くて、弟子をはじめ周囲から嘱望されていました。それが28歳から目が痛み、視力が低下して、33歳で完全に失明してしまいました。宣長は医者でもあり、当時の有名な眼科医にも彼を診てもらいましたけれど、治せませんでした。昔ですから何病か分かりませんが、今の、ある眼科医は眼球の周りのぶどう膜炎ではないかと推測しています。

 それから彼は生計を立てるため、鍼を学び、故郷三重県松阪で開業しました。しかし父の万葉集や源氏物語の講義や歌会には無欠席でした。彼が39歳の時、父は亡くなり約400人もの弟子、父の残した仕事を引き受け、鍼医はできなくなりました。

 彼は見えた頃の学問のストックを活かして父に代わり講義も歌界の指導もやりました。その間兼ねてから関心を持っていた日本語動詞の活用の研究をし、「詞八衢(ことばのやちまた)」と「詞通路(ことばのかよいじ)」の二書を出版しました。動詞には4段(今は5段)活用、カ行及びサ行変格活用、自動詞と他動詞があることを発見し、文法の文法の開祖となったのです。四段活用は例をあげると「書かない、書きます、書くとき、書けば」といった変化、自動詞と他動詞は例えば「木を折る(他動詞)、木が折れる(自動詞)」等です。

 私たちが今学校の国語で習う文法は彼が始めたのです。

 まだ点字もなく、自分では書物も読めず、文字も書けない春庭がこの大事業を成し遂げました。素晴らしく、驚嘆に値することではありませんか。

 

朝霞市で…シニアの出番だ!

〜朝霞市シニア世代地域デビュー支援講座〜

 

 これまで培った技術や経験を活かして、「地域で何かをやってみたい」とお考えのいわゆる団塊の世代を中心とした皆さんを対象に、「地域デビュー支援講座」を開催します。

 

日時・内容:

平成20年12月6日(土)PM2:00〜PM4:00

ステップ1「人生の棚卸し」講師:東上線NPOネット代表 柴田 郁夫さん

12月20日(土)PM2:00〜PM4:00

ステップ2「セカンドステージの新しい生き方・働き方」 講師:東上線NPOネット代表 柴田 郁夫さん

平成21年1月10日(土)PM2:00〜PM4:00

ステップ3「myライフプラン作り」講師:東上線NPOネット監事:長岡 素彦さん

1月24日(土)PM2:00〜PM4:00

ステップ4「まちのことを考えよう」講師:東上線NPOネット代表 柴田 郁夫さん

会  場:ゆめぱれす(朝霞市民会館)

対  象:市内在住で概ね50歳以上の方(原則として4回参加できる方)

定  員:25名(先着順)

申込方法:11月11日午前10時から、電話・FAXEメールまたは直接市民活動支援ステーションへ。

FAX及びEメールの場合は、件名を「地域デビュー支援講座参加申込」とし、住所・氏名・年齢・電話番号を記入してください。

共  催:朝霞市・東上線NPOネット・埼玉県団塊世代活動支援センター

申込・お問合せ:市民活動支援ステーション TEL 048-463-1417 FAX 048-463-3199

月曜・祝日を除くAM1000PM600

Eメール:simin_katudo@city.asaka.saitama.jp

講座参加者に向けて活動をPRしたい団体も募集しています。詳しくはステーションまで。

「坂本のきままなひとり言」

 

 最近、社会で気になる言葉が、2つ使われています。そのひとつは「後期高齢者」です。75歳以上を「後期高齢者」と呼んでいます。これって変な言葉と思いませんか?「後期」と言われる高齢者は、どのように感じるでしょうか?私の思い過ごしなら良いのですが。私は嫌ですね、こんな呼ばれかたは。

 もうひとつ気になるのが「障害者」を「障がい者」と表現することがあります。考え方はわかる気がしますが、では「障」はどうなんでしょうか?どんな書き方をしても実質は変わらないと思いますが……。こんなことを考えるよりもっと障害者と付き合って欲しいと思います。(坂本)

 

≪編集人≫
特定非営利活動法人 障害者も地域で共に・コーヒータイム 
代表 坂本 さとし
事務局…〒351-0011埼玉県朝霞市本町2-1-7-406
郵便物送り先…〒351-8799朝霞郵便局私書箱23号
TEL 048-467-7749
FAX 048-466-3687

 

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