これは東京の話。築地の魚市場の豊洲移転の問題が面白い。
豊洲は、元東京ガスの工場跡地で、土が有毒ガスに汚染されていて、食品取り扱いの場所としては不適当と考えられ、
それは誰が考えても理解出来る判りやすい話だと考えられていた。
しかし、土を入れ替えて、盛り土をすると言う条件で、強硬に移転が決定された。
都民は有毒ガスの含まれた土は取り去られ、新しく盛り土が行われて、その上に市場の建設が完成したものと信じていた。
ところが、建物の部分には盛り土が建物の部分には盛り土がされてはおらず、現在建物の床下には15ないし
20センチの水がたまっていることが明らかになった。
都民は裏切られたわけである。誰の責任で、このようなことが行われたのか、現在はまだ明らかにされていない。
今後小池都知事がそれらの問題を解明していくことだろう。
それにしても行政と言うのはとんでもない嘘をついたり、思いがけないこともするものだ。
視覚障害者の世界にも、行政を頼って仕事をしているものが少なくはないだろう。
騙されないように、行政の上をいく知能と策略が必要だ。皆でそのことをしっかりと認識し肝に銘じておきたいものだ。
9月18日(日)

→リストに戻る     

 

→レモンの木のトップへ