ここに挙げた障害児の差別事例は、被害を受けた当事者の保護者から寄せられた実際に起こった事件の一部です。普通学級で学ぶ障害のある子に対しては「設置者が適切に配慮している」と答弁されましたが、こんな事件が教育現場では日常的に起きています。
保護者の付き添いを日常的に要求される。
保護者の体調が悪く、付き添えなかったりすると子供も休ませられる。
「付き添いができない」というと、「それではつれて行かない」と学校が言う。
宿舎の近くに保護者が宿泊待機させられる。
保護者が付き添わないときに別の人がつき、その人の交通費、宿泊費などを保護者に要求される。
特に健康上問題はない児童が、障害があることで安全を理由にプールに入ることを拒否された。地域のスイミングスクールには問題なく通っている。
保護者の了解も得ず、特定の時間別教室に連れ出す。
現在は教室に戻れているが、他の子供とは隔離された状態になっている。
「私は、責任が持てない」「教えられない」などと言って、声かけすらしない担任がいる。「この子は教えてもどうせわからない」などの差別的発言をする。
担任から差別的なことを、子供本人と他のクラスの子供の前で大声で言われた。そして保護者の付き添いを要求される。
1年間は引き受けたので見るが、担任はおりると言われた。
就学時の相談では、「安全を保証できない」として、養護学校へ行くようにとの判定をされた。普通学級へ通っているが、保護者が付き添いをしている。
担任から保護者へ付き添いを要求された。
遠足に保護者の付き添いが嫌なら欠席しろと強要された。