平成13年度就学相談のお知らせ


・新座市教育委員会

☆就学相談とはどんなことですか?

新座市に在住し、障害があると思われるお子さんの就学などに関して、心配やお困りのことがある保護者の方の相談に応じます。

☆実施しているのはどこですか?

新座市教育委員会が、保護者の方の希望に基づいて実施しています。

☆相談にはどんな人があたるのですか?

新座市教育委員会の委嘱を受けた障害児教育における豊かな経験及び専門的な知識のある教員、関係機関の職員、学識経験者が相談に応じます。(意見文)→「新座市教育委員会の委嘱を受けた」というのは、新座市就学指導委員会の委員のことだし、この就学指導委員会で行われるのは、障害の種別・程度の判断(判定)であり、それに応じた(学校教育法施行令22条の3の別表による)特殊教育諸学校、或いは特殊学級への就学措置判断でしかない。相談という看板を掲げて、判断(判定)⇒振り分けをしてきたのが、就学相談だ。

☆新座市就学指導委員会

就学指導委員会は、障害や発達の遅れがあるため教育上、特別な配慮が必要とする児童・生徒に対し適正な就学指導を行うために設けられた機関です。新座市教育委員会では、大切なお子様の教育をより充実させるために、新座市就学指導委員会を通じて就学相談を実施しています。この委員会は、教育委員会から委嘱された委員が児童・生徒の心身の状態に合わせ、どのような教育環境・指導が適切であるかを保護者の方と面談等を通し話し合って相談を進めます。

☆相談内容は、どんなものがありますか?

お子さんの就学等について、次のような心配やお困りのことがある場合に相談に応じています。

◆呼びかけに対して、気付かないことが多い

◆言葉がはっきりせず、聞き取りにくい

◆同年齢の子と比べ発達に心配がある

◆じっとしていることが少なく、落ち着きがない

◆体が弱く身体の発達が気になる

◆物を見るとき極端に目を近づける

◆絵を描いたり、食事をするなどの動作がぎこちない

◆立つ・歩く・階段の昇降、椅子に腰掛けるときなどの動作がぎこちない

◆障害のある子には、どのような教育の場があるのか知りたい

◆盲・ろう・養護学校や特殊学級・通級指導教室などでは、どのような教育が行われているのか知りたい

◆入学までに障害にあった教育を受けさせたいので、教育機関を紹介してほしい

◆その他 ☆相談を受けたいときはどのようにするのですか?

就学予定(及び就学されている)お子さんについて相談を希望される保護者の方は、直接、新座市教育委員会学校教育部教育相談センターまで、ご連絡ください。

電話 477-1111(代表) 内線1881・1882


→就学指導委員会が障害の種別・程度の判断(判定)をするためには、判断(判定)材料としての資料が必要です。新入学児童に対しては、保護者と幼稚園・保育園・通園施設がそれぞれ就学相談票の記入を求められます。しかしこの相談票を提出することは、就学指導委員会で判断(判定)してくださいという申し込みであることを、ほとんどの親は知らされていません。ただの相談とは意味が違うのです。新座市でも以前は幼稚園等が勝手に資料を上げていたのが問題になり、今では保護者の同意を求めることになっています。このことは在学児童・生徒についても全く同様です。しかしこの就学指導委員会について、どれほど保護者や幼稚園等の先生方が理解しているかははなはだ疑問です。このことの問題性は判定どおりに養護学校や特殊学級へ行った親子には決して見えません。通常学級へ通いたいという希望を出したとたんに「相談」が「指導」に変わってしまうのです。




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